2023/11/18 19:21

キャンドルを何度か灯し続けていて、

「芯がなくなった」
「芯が埋もれてた」
「芯が折れてしまった」
などのお悩みをよく聞きます。


キャンドルの芯に火が付かない時の
芯の直し方、埋もれれないようにする方法をお伝えします


キャンドルの芯が埋もれてしまったら

・芯の周りの蝋を溶かす

芯が埋もれてしまう原因は、蝋に対して芯が短くなってしまった、または芯が長すぎて灯す過程で折れてしまい、蝋に埋もれたまま固まってしまったから、かと思われます。

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1. 表面の蝋をチャッカマンなどで炙り蝋を溶かしていきます。
2. キッチンペーパーやティッシュなどで溶けた蝋を吸い取ります。
3. 3〜5mmほど芯が出てきたら真っ直ぐに立てます。
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これで次から火が付けられるようになります。

長すぎる芯は、適度にカットしてから火を灯すと
長くキャンドルを楽しめます。
 ●芯のケアについてはこちら▼


灯していたら火が消えた

キャンドルを灯していたのに、火が消えた!なんてこともあります。
溶けたロウに芯が埋まってしまったのが原因です。
これも、蝋と芯の量バランスだったり、芯が長すぎたりすると起こります。
火をつける前に、芯の長さが適切かを確認いただくと、長くキャンドルを楽しめると思います。


芯が長い時は芯をカット

芯は3〜5mm程度が適切です。長い芯はハサミなどで簡単に切れますので、適度にカットしてください。



木芯のタイプも5mmほどが適切です。
糸芯と違って、木なので燃えていきますが、長すぎる、火が大きすぎる、という時は糸芯同様木心もカットしてご利用ください。


火を消す時は・・

糸芯の場合、芯をピンセットなどでつまんで溶けたロウの中に倒して火を消し、すぐに芯を起こしてください。
芯がロウでコーティングされるので煙が出ず、再点火しやすくなります。
吹き消すと、ロウが飛び散ったり、煤や煙が出てしまいます。
安全のためにも、ピンセットなどを使うようにしましょう。

また、何か蓋を被せて空気を遮断すると火は消えます。
この方がススや煙、消した時のニオイも遮断されます。
※蓋を被せる時は、プラスチック等ではなく、竹蓋や耐熱性のものをお使いください。


おまけ-------------

キャンドルを点火するとき、チャッカマンやマッチを使うと思いますが、
深いボトルなど、灯していくうちに芯の位置が深くなってしまうため、
柄の長いプラズマ放電ライターがオススメ。
チャッカマンや炎がボトルに当たって、ボトルが熱くなり火傷などの危険もあります。
くれぐれも注意してご利用くださいませ。
https://candle.liendesign.net/blog/2023/07/29/142758